【クリアレビュー】『スター・ウォーズ 無法者たち』作品愛は満点だが賛否両論のいつものUBI作品【PS5 / XBOX / PC】



今回は、8月30日にUbisoftよりリリースされた『スター・ウォーズ 無法者たち』のクリアレビューとなります。
 ゲームの舞台は、映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』と「エピソード6/ジェダイの帰還」の間の時期。銀河の裏社会で生きるケイ・ヴェスを主人公に据えたオリジナルストーリーが描かれます。開発には、オープンワールドTPSの『The Division』シリーズ、2023年にリリースされた『Avatar: Frontiers of Pandora』など大型オープンワールドに携わってきたMassive Entertainmentが携わっています。
 ゲームは「スター・ウォーズ」史上初のオープンワールドゲームと銘打たれており、プレイヤーはケイと相棒のニックスと共に、銀河を探索しつつ、戦闘やステルスを駆使しミッションを遂行していきます。結論としては、ファーストインプレッションは素晴らしく、丁寧な世界観と実直なゲームプレイは、ハイクオリティな体験を予感させます。しかし、中盤以降は、体験の幅が露呈していき、旧来型のオープンワールドの課題も浮き彫りになっていきます。それでは、詳細なレビューに入っていきましょう。

【目次】
00:00 序文
01:06 遠い昔、はるか彼方の銀河系で
 ・辺境のコソ泥から銀河一のアウトローへ(そして、ニックスは可愛い)
 ・クライム映画よりも青春だったりもする(確実に、ニックスは可愛い)
04:23 「スター・ウォーズ」史上初のオープンワールドゲーム
 ・極めて豪華なオープンワールド
 ・基本のゲームデザインとプレイサイクル
08:06 中盤以降の尻すぼみ感について
10:43 極めて大味なステルス/戦闘/プラットフォーム
 ・単調さとシンプルさが目立つステルスと戦闘
 ・時代錯誤なプラットフォーム
13:34 気になる点・知っておきたいこと
 ・プレイ時間/膨大なやり込み要素
 ・多発するバグについて(2024年9月1日時点)
15:49 結語

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