Ｇ７広島サミットで各国首脳がウクライナ支援の継続で足並みをそろえる中、ロシアは、ウクライナの激戦地バフムトを制圧したと発表しました。ウクライナはこれを否定しています。ロシア国防省は21日、ロシアの民間軍事会社、ワグネルの突撃部隊がロシア軍の支援を受け、ウクライナ東部、ドネツク州のバフムトを完全に解放したと発表しました。これに先立ち、ワグネルの創設者、プリゴジン氏は20日、バフムトを完全に制圧したと主張していました。ロシアメディアによりますと、プーチン大統領は支援を行ったロシア軍に対して、祝意を伝えたということです。一方、ウクライナ軍の報道官はメディアに対して「事実でない」と否定し、反転攻勢が続いていると主張しています。
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