今回は11月28日に発売された『魔導物語 フィアと不思議な学校』のクリアレビューです。今なおゲーマーから熱い支持を受ける『魔導物語』。その最新作としてシリーズファンこそ期待と同じように不安も強いタイトルかと思います。個人的にもメインビジュアルが公開された時、「アルルがいない『魔導物語』」に対し少しの違和感がありました。
早速、結論ですが、ゲームを開始してすぐに押し寄せてくるドタバタ劇、とにかくキャラの濃い登場人物、シリーズを想起させるシナリオなど、シリーズの最新作として想像以上に気合いの入った一作に仕上がっています。
全体としてみるとシステム面の粗さやテンポの悪さといった点も目立ちます。しかし、それを補うだけの愛情が詰め込まれた本作は、長年シリーズの復活を待ち望んでいたファンにとって一度は触れてほしいタイトルと言えるでしょう。
【目次】
00:00 序文
00:57『魔導物語 フィアと不思議な学校』とは
03:02 ドタバタ劇が印象的な物語やキャラクター
05:33 学校生活とダンジョンを行き来するゲームサイクル
07:32 アイディアは光るがやや大味な戦闘システム
09:36 全体的なテンポ感やバリエーション不足
11:36 ボリュームや難易度について
12:23 結語
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