【クリアレビュー】『祇:Path of the Goddess』世界観は圧倒的だが決定打のような衝撃に欠ける一作【くにつがみ】



今回は7月19日に発売された『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』のクリアレビューとなります。本作は、印象的な「和」の世界観を舞台に、3Dアクションとタワーディフェンスを融合させたユニークなゲームプレイを特徴とする一作です。特に、アクションとタワーディフェンスを融合させたバトルデザインは独創的であり、どのような体験になっているのか個人的にも注目していました。結論としては、個別のゲーム要素は野心的であり目を引きますが、作品全体としてはまとまりに欠けている印象を覚えました。特に、反復感の強いゲームプレイ、タワーディフェンスの調整については、一定程度の課題が残っているように思います。野心的なゲームデザイン、ミドルプライスという価格も含めて、意欲的な作品ではありますが、決定打のような衝撃が欲しかったというのが正直な感想です。それでは詳しい内容に入っていきましょう。

【目次】
00:00 序文
00:53 『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』とは
02:38 昼夜を繰り返すゲームサイクルについて
03:52 緊張感もあるがルーティン感も招きやすい「昼パート」
06:09 畏哭との「夜パート」アクション×タワーディフェンス
 ・シンプルかつ硬派なアクション
 ・やや課題も多いタワーディフェンス
 ・RTSとして魅力的なボス戦
10:13 「和」をテーマとする唯一無二の世界観
11:37 知っておきたい・気になったポイント
 ・希薄なシナリオによるゲームっぽさ
 ・煩雑さの目立つユーザーインターフェース
 ・ボリュームや難易度について
14:20 結語

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